愛知県庁合格 小川 豊さん(名古屋大学法学部卒)

大卒程度・行政Ⅰ

 私は、大学二年生のころから本格的に公務員試験を意識しはじめ、8月から坊予備校の講座を受講しました。しかし、アルバイト等が忙しく、本格的に公務員試験の勉強にとりかかったのは4月になります。
 はじめは授業を受けながら問題演習を繰り返し、スムーズに成果を出すことができました。ただ、勉強開始が遅れた負い目と、自分の立ち位置がわからない不安から、何度も担任の先生と面談をしていました。その際、予備校の先生から吉田先生の時事講座の話を聞きました。
 そして三年生の二月、実際に時事講座に参加しました。対比とつながりを意識した授業はわかりやすく、時事問題対策の取り掛かりになりました。その後、社会科学の講座にも参加し、吉田先生とコミュニケーションをとる機会も増えていきました。当時、勉強に行き詰まり、模試の成績も芳しくない状況だということを吉田先生に相談したところ、「吉田塾に来ないか?」とお誘いを受けました。自分自身での勉強に限界を感じていた私は、起爆剤になるのではないかと考え、体験授業に参加しました。
 「ただ問題を解けるようになるのではなく、早く、簡単に解くコツを身につける」「試験種と自身の苦手を研究し、最適な問題演習をこなす」という特徴がある吉田先生の授業は革新的で、行き詰まりが解消されていくようでした。具体的に私の場合は、県庁の試験に出やすい図形や比の問題から、私が苦手な平面、空間図形に特化し、中でも特に県庁で出やすい円や球の問題を徹底的に演習しました。さらに、国家系を併願する際には、得点源となる資料解釈の問題も多く解き、得点力を向上させていきました。これらの授業によって「コスパよく」力をつけることができ、県庁試験の教養試験では、14.1/15.0という高得点をとることができました。
 また、面接でも、吉田先生との面談が活きました。はじめは、予備校の先生と面接の対策をしていました。大まかな方向性はそこで決めることができ、模擬面接や民間企業の就活で精度を高めることもできました。ただ、県庁の面接については、当たり前ですが、本番の経験がなく、内容が詰められているのか不安になりました。そのことを吉田先生に相談したところ、県庁において私がやりたい仕事と、私自身の特性に特化した、相談をすることができ、新しい視点を獲得するとともに、話にも深みが出ました。その結果、本番の面接においてももう一押しできたと思っております。
 私が合格できた要因には、予備校の先生との面談がよかったことや、友人と支えあいながら頑張れたこと等、多くあると考えています。そのなかでも、吉田先生との授業、面談は、勉強の起爆剤や面接の深化という点で大きな存在になったと思います。本当にありがとうございました。公務員としてはここからがスタートなので、社会人として活躍していきたいと思います。