名古屋市合格 宮澤英里さん

試験区分:社会福祉

 某予備校で吉田先生の講義を始めて受講したのは大学3年生の秋頃でした。知人が吉田先生とお知り合いだったこともあり、紹介を受け、吉田塾での講義も何度か受講しました。
 大学で医療福祉、心理学を学んでいたことから、就職先は医療や福祉の現場を希望していました。また、県や市の施設(行政機関)での実習やアルバイトを通してケースワークの一端に触れる機会があり、行政の制度が個人の生活に影響を与えることも大きいのだと感じました。そのことから、市民の生活、社会全体の福祉の向上に貢献できるのであれば、行政で働きたいと強く思うようになり、公務員を志しました。
 大学3年生の春から公務員試験対策のために予備校へ通っていましたが、大学では精神保健福祉士国家試験合格を目指すゼミに在籍していたことから、大学の授業もそれなりに忙しく、公務員試験対策の本腰を入れ始めたのは大学3年生の冬頃だったと思います。
 試験直前期に某予備校での「教養科目直前道場(社会時事編)(人文科学編)」「地方上級試験特化オリジナル予想問題演習会」吉田塾の「社会時事講座」と「人文科学講座」を受講しました。それらを通して、吉田先生からは戦略的思考を持つこと、最後まで諦めずにやり抜くことが合格に繋がるということを叩き込まれていたので、試験本番も自分のタイプに合った試験を実施する自治体を受験し、勉強に対するモチベーションが続かなくなる時には“最後までやり抜く”という吉田先生の言葉を頭の中で復唱していました。
 吉田先生は受講生のやる気を奮い立たせ、興味を惹きつける講義をしてくださいます。それまで社会情勢に対してそれほど興味を持っていなかった私ですが、吉田先生の講義を受講してからは、自宅で見るニュースがとても面白く感じるようになりました。社会の動きに対して“知りたい!”と思うようになったのは、吉田先生の講座のおかげだと思っています。幸い、私が受験した名古屋市は、教養試験も専門試験も時事問題が多く出題されていたため、社会時事や人文科学に特化した対策が合格に繋がったのだと感じています。
 私は中高一貫校に通い、更に大学も内部進学をしたために、センター試験を受け、大学受験をした経験がありませんでした。そのため、スタートは周りと比べるとかなり出遅れていたと思います。中学受験を経験していたため、数的処理は得意だったのですが、自然科学や人文科学に関しては苦手意識がありました。(自然科学、人文科学に関しては、名古屋市の専門職区分では出題がありませんでしたが…。)専門試験も含め、膨大な量の科目をこなさなければならないことや、大学受験を経験していないことから、重圧感や焦燥感を感じることもありました。公務員試験は長期戦なので、そういった不安を相談できる先生がいるだけで随分心強かったように思います。吉田先生には勉強面でも大変お世話になりましたが、試験直前期は温かいお言葉をかけてくださり、精神面でも支えて頂きました。大変感謝しております。ありがとうございました。