岐阜地方検察庁(検察事務官)合格 島崎 凜さん(南山大学法学部卒)

 私は大学三年生の六月から始まった大学の学内講座を受講し、公務員試験の勉強を始めました。しかし学内講座に6、7割ほどしか参加しておらず、公務員試験の勉強に本腰を入れ始めたのは大学三年生の12月からという遅めのスタートでした。1月からは予備校の夜間部に入り、試験勉強に励みました。私は大学一年生の頃から塾講師をしており、大学受験で培った知識を覚えていたため、教養科目は特に対策をせずにいました。また、予備校の授業も専門科目しか受講していなかったため、教養科目の勉強は後回しにして専門科目を中心に勉強していました。しかし、4月に入り直前期になったときに時間のなさに気付きました。残り少ない時間でどう勉強していけばいいか分からず焦っていたときに、吉田先生に出会いました。4月から全日制に転化した際、吉田先生の授業を受ける機会があり、時事対策について相談しました。そこで先生に、全体像を把握して戦略を立てるべきということを言われ、もう一度冷静に自分の中での勉強の優先順位を考えてみることにしました。自分の模試などの点数を振り返ったとき、時事問題で点数を補うしかないと考え、吉田先生の時事対策講座を受講することにしました。それからは、常に吉田先生から言われた「戦略」という言葉を意識し、限られた時間の中でどう勉強時間を割り振っていくかを日々考えながら勉強していたので、効率的に点数を上げることが出来たと思います。
 吉田先生の時事対策授業は本当に面白かったです。私はその授業を受けるまで、時事対策本を買ったはいいものの、毎日パラパラ読んで覚えるという勉強法しか知らなかったので薄い理解で毎回問題を解いていました。その結果、知識量が足りず、覚えられない、解けないという状況でした。しかし吉田先生の授業では、覚えなければいけない知識に付随して様々な知識を関連付けて覚えるので、短い時間で大量の知識を覚えることが出来ます。また、覚えた後も関連付けた知識が芋づる式に出てくるので、大量の知識を忘れずに理解することが出来ます。私は、物事を、なぜそうなっているのか理解しないと覚えられないタイプなのですが、吉田先生は必ず予備知識を踏まえて説明してくださるので、理解して覚えるということができ、かなり助かりました。吉田先生の授業で貰ったプリントは毎日見返し、本番の日も試験が始まる直前までずっと読み込んでいました。また、授業で抑えたポイントを中心に時事対策本でも勉強をするようになったので、授業を受ける前よりも格段に時事対策本が読みやすくなりました。その結果、本番では時事問題が得点源になり、ほかにも先生の授業で取り上げたポイントがそのまま出ている問題がいくつもあり、時事問題だけでなく教養全体で解けた!と思えた問題がかなりありました。時事対策によって教養全体が強化されていたのには驚きました。
 吉田先生には、勉強面以外にもかなりお世話になりました。本番前日、不安しかなかったときにも親身になって話を聞いて下さり、温かい言葉をかけてもらい安心した気持ちで本番に臨むことが出来ました。他にも、勉強方法や進路のことなどを相談しましたが、公務員試験のことを熟知している方に親身に相談に乗ってもらえたことは、長く辛い公務員試験を乗り越えるうえでとても有難かったです。
 吉田先生のお陰で、子供のころから夢だった検察庁に内定を頂くことが出来ました。本当に感謝しかないです。ありがとうございました!